縮毛矯正はリタッチと全体どっちがいい?毛先までツヤを保つための考え方
こんにちは。
千葉駅徒歩8分、KOTKAの荒谷です。
縮毛矯正を繰り返している方から、よく聞かれる質問があります。
「縮毛矯正って、毎回根元だけでいいんですか?」
「毛先までかけると傷みませんか?」
「全体矯正をすると、毛先がビビリ毛になりそうで怖いです」
確かに、一度縮毛矯正をかけた部分へ何度も強い薬剤を使えば、
ダメージにつながる可能性があります。
だから、
「一度縮毛矯正をしたところには、もう薬をつけない」
という考え方もあります。
ただ、KOTKAでは少し違う考え方をしています。
僕は基本的に、
「根元だけを綺麗にするのではなく、必要に応じて毛先まで含めて全体の質感を整えていく」
という考え方をおすすめしています。
今回は、
なぜ全体まで考えるのか?
一度縮毛矯正した毛先に、もう一度アプローチして大丈夫なのか?
について詳しく説明していきます。
【そもそも「リタッチ矯正」と「全体矯正」の違い】
まず簡単に整理します。
リタッチ矯正とは、
前回の縮毛矯正から新しく伸びてきた根元のクセだけを伸ばす施術。
一方、全体矯正は、
新しく伸びてきた根元だけでなく、
必要に応じて中間〜毛先までアプローチする施術です。
ここだけ聞くと、
「一度伸ばした毛先にまた薬をつけるなら、リタッチの方が傷まなくていいのでは?」
と思いますよね。
確かに、ダメージを増やさないという意味では、
何もする必要がない部分に強い縮毛矯正の薬剤をつける必要はありません。
ここが非常に重要です。
KOTKAが考える全体矯正は、
「根元から毛先まで全部同じ薬を塗る」
という意味ではありません。
【リタッチだけを何年も続けるとどうなる?】
例えば半年に一度、縮毛矯正をするとします。
今回伸びてきた根元だけを綺麗にする。
半年後も根元だけ。
その半年後も根元だけ。
これを何年間も続けると、
根元付近は最近縮毛矯正をしたばかりなので、
ツヤがあって綺麗。
ところが毛先は、
1年前、
1年半前、
2年前……

に縮毛矯正をした髪が残っています。
そこには日々、
シャンプー
ドライヤー
ヘアアイロン
紫外線
摩擦
カラー
など、さまざまな負担が積み重なっています。
そのため時間の経過とともに、
「根元は綺麗なのに、毛先だけパサつく」
「毛先だけ硬い」
「中間から毛先になるとツヤがなくなる」
という質感の差が出てくることがあります。
だから僕は、
新しく生えてきた根元だけを見るのではなく、
「毛先まで含めて、今の髪全体に何が必要なのか?」
を考えることが大切だと思っています。
【でも、毎回毛先まで縮毛矯正したら傷まないの?】
ここが今回、一番お伝えしたいところです。
答えは、
「全体に何をするかによります。」
です。
一度縮毛矯正した毛先へ、
根元の健康毛と同じ強さの薬剤を毎回使用する。
これはおすすめできません。
根元と毛先では、
ダメージレベルも、
過去の施術履歴も、
残っているクセの強さも、
まったく違うからです。
それなのに、
根元から毛先まで同じ薬剤で同じように施術してしまえば、
毛先には必要以上の負担がかかる可能性があります。
全体矯正で大切なのは、
「全体に同じ縮毛矯正をすること」
ではなく、
「髪の場所ごとに、必要なことだけをすること」
です。

【半年後の髪を想像してみてください】
髪の毛は個人差がありますが、
一般的に1か月で約1cm前後伸びるとされています。
半年後なら、
根元から約6cm前後が新しく生えてきた髪というイメージです。
ここには縮毛矯正がかかっていないので、
元々のクセがあります。
一方、その先は前回縮毛矯正をした部分です。
つまり、
根元6cmと、その先の毛先では、
そもそも必要な施術が違います。
【毛先にクセ戻りがある場合】
前回縮毛矯正をした部分が、
半年後も綺麗なストレートを維持しているとは限りません。
少しうねりが戻っている。
広がりが出ている。
毛先の収まりが悪くなっている。
こうした「クセ戻り」が見られる場合があります。
美容師の間では、
こうした状態をバックウェーブと表現することもあります。
この場合、
「前回と同じ薬でもう一度伸ばす」
のではありません。
元々のクセよりもかなり弱くなっているのであれば、
その残っているクセに必要な分だけアプローチする。
つまり、
100の力が必要な場所に100。
30しか必要ない場所なら30。
0なら0。
という考え方です。
さらに、
クセの強さだけでなく、
その部分がどのくらいダメージしているのかも確認します。
KOTKAでは、
「ダメージレベルに合わせてpHを考える」
「クセの強さに合わせて必要な還元を考える」
という考え方を大切にしています。
一度縮毛矯正をしている髪だからこそ、
初回以上に細かな判断が必要になります。
【では、クセ戻りがない毛先は?】
ここも重要です。
毛先が綺麗に真っ直ぐなのであれば、
もう一度クセを伸ばす必要はありません。
つまり、
無理に還元させる必要がない。
では何もしないのかというと、
必ずしもそうではありません。
クセを伸ばすのではなく、
「質感を整える」
という選択肢があります。
毛髪の状態に合わせて、
ケラチンなどの毛髪補修成分
CMCに関わるケア
レブリン酸やトステアなどを利用した質感ケア
などを組み合わせ、
時間とともに低下した手触りやまとまりを整えていきます。
つまり同じ「全体矯正」でも、
根元 → クセを伸ばす
中間 → 必要なら弱くクセへアプローチ
毛先 → クセを伸ばさず質感を整える
というように、
髪一本の中でも施術内容を変えることがあります。
【全体矯正=毛先まで強い薬をつける、ではありません】
これが今回、
一番覚えていただきたいことです。
全体矯正という言葉だけを聞くと、
根元から毛先まで同じ縮毛矯正をする。
というイメージがあるかもしれません。
でもKOTKAではそう考えていません。
髪を見て、
「ここはクセを伸ばす」
「ここは少しだけ整える」
「ここは還元させない」
「ここはトリートメントだけ」
と分けて考えます。
だから、
「全体にアプローチする」
ことと、
「全体をもう一度強く縮毛矯正する」
ことは、まったく別の話です。
【毛先がツンツンしてしまった場合は?】
縮毛矯正を繰り返している方の中には、
「昔かけた縮毛矯正の毛先だけ、真っ直ぐすぎる」
という方もいます。
こうした場合も、
毛髪にまだ施術へ耐えられる余力が残っていると判断できれば、
髪の状態に合わせた非常に弱い薬剤設計と、
アイロン・水分・熱のコントロールによって、
毛先の質感を柔らかく整えられる場合があります。
ただし、
これは誰にでもできるわけではありません。
毛髪の体力が残っていなければ、
もう一度薬剤を使用することで逆にダメージする可能性があります。
その場合は無理に薬剤を使わず、
トリートメントなどで扱いやすさを整えながら、
少しずつ毛先をカットしていく方が良い場合もあります。
「できるかどうか」の判断が非常に重要です。
【なぜ「毛先にはもう縮毛矯正できません」と言われるの?】
美容室で、
「毛先はダメージしているので、今回は根元だけにしましょう」
と言われた経験がある方もいると思います。
これは必ずしも悪いことではありません。
むしろ、
毛先の状態を見て、
これ以上薬剤を使わない方が安全だと判断している可能性があります。
一度縮毛矯正した髪へ再度アプローチするには、
前回どんな薬剤を使用したのか。
カラー履歴はあるのか。
ブリーチ履歴はあるのか。
どのくらいクセが戻っているのか。
毛髪にどのくらい余力が残っているのか。
さまざまな情報から判断する必要があります。
だからこそ、
「全体矯正ができる=上手」
「リタッチしかできない=下手」
という単純な話でもありません。
一番大切なのは、
今の髪に必要な施術を正しく判断できることです。
【最初の縮毛矯正がとても重要】
そして実は、
半年後、1年後、2年後も毛先まで綺麗にしていくためには、
「最初にどう縮毛矯正をかけたか」
が非常に重要です。
初回の仕上がりが綺麗でも、
必要以上に強い薬剤で施術されていれば、
毛髪内部には大きな負担が残っている可能性があります。
すると半年後、
見た目はまだ綺麗なのに、
もう一度アプローチできる余力が少ない。
ということもあります。
逆に、
最初から髪のダメージに合わせて必要な薬剤を選び、
必要以上の負担をかけずに縮毛矯正できていれば、
半年後の選択肢も増えます。
僕たちが考えているのは、
「今日綺麗になるか」
だけではありません。
半年後。
1年後。
2年後。
そのとき毛先まで綺麗でいられるか。
そこまで考えて、
最初の薬剤設計をすることが大切だと思っています。
【リタッチ矯正と全体矯正、結局どっちがいい?】
僕の答えは、
「根元だけ、毛先まで、という名前で決めない」
です。
根元には根元に必要な施術。
中間には中間に必要な施術。
毛先には毛先に必要な施術。
それを組み合わせて、
髪全体を綺麗にしていく。
クセ戻りがなければ、
無理にもう一度クセを伸ばす必要はありません。
クセが少し戻っているなら、
その程度に合わせて必要最小限のアプローチをする。
質感だけが低下しているなら、
質感を整える。
そして毛髪の余力がなければ、
薬剤を使わない。
これがKOTKAの考える全体矯正です。
縮毛矯正を繰り返して、
「根元は綺麗だけど、毛先がパサついてきた」
「ずっとリタッチだけで本当にいいの?」
「毛先まで綺麗なストレートを維持したい」
という方は、
ぜひ一度ご相談ください。
今日の根元だけを見るのではなく、
半年後、1年後も毛先まで綺麗でいられる縮毛矯正を一緒に考えていきましょう。
千葉駅徒歩8分
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