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【この艶は加工?本物?】SNSの縮毛矯正がツヤツヤに見える理由と、美容室選びで見てほしいこと

こんにちは。
千葉駅徒歩8分、KOTKAの荒谷です。

今回は、

「SNSで見る、あのツヤツヤの髪って本物なの?」

というお話をしたいと思います。

美容室を探すとき、

ホットペッパービューティーを見たり、
Instagramを見たり、

美容師さんが投稿しているBefore・Afterを参考にする方は多いと思います。

特に縮毛矯正や髪質改善では、

「本当に同じ人?」

と思うくらいツヤツヤになった髪の写真や動画を見かけます。

でも、あまりにも綺麗だと、

「これ加工してるんじゃないの?」

「照明でツヤツヤに見せているだけでは?」

「実際に行ってもこうならないんじゃない?」

と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。

先に僕の考えをお伝えすると、

基本的に、写真に写っている「艶」そのものは本物だと思います。

ただし、

「その艶が、どうやって見えているのか?」

ここまで見ることが大切です。

【そもそも「髪の艶」って何?】

髪の艶をものすごく簡単に言えば、

「光の反射」

です。

髪の表面には、

キューティクルという鱗状の構造があります。

この表面が比較的整い、
さらに髪一本一本の方向が揃っていると、

自然光や店内照明などの光が比較的規則的に反射しやすくなります。

その反射した光が私たちの目に届き、

「髪がツヤツヤしている」

と感じます。

反対に、

クセによって髪の方向がバラバラだったり、

表面に細かな凹凸が多かったり、

ダメージなどによって毛髪表面が不均一になっていたりすると、

光がいろいろな方向へ散乱しやすくなります。

その結果、

同じ光が当たっていても、

ツヤが弱く見えたり、
パサついて見えたりします。

だから縮毛矯正をして、

クセによる毛髪のねじれや凹凸が整い、
髪の方向が揃うと、

光が綺麗に反射しやすくなります。

縮毛矯正後に髪がツヤツヤして見えるのは、

決して不思議なことではありません。

【では、SNSで見る艶髪は本物なの?】

基本的には本物です。

ただし、

ここからが今回一番お伝えしたいところです。

「艶が本物か偽物か」

という二択ではなく、

「その艶が、どのような条件で見えているのか?」

まで見てほしいと思っています。

なぜなら、

全く同じ髪でも、

撮影する場所、
光の種類、
光が当たる方向、
髪の角度、
カメラの位置、

これだけで艶の見え方はかなり変わるからです。

【① 自然に見える「面の艶」】

まず分かりやすいのが、

自然光や店内全体の照明によって見える艶です。

 

 

縮毛矯正をした髪を自然に下ろして、

髪全体がぼんやりと明るく、
面として綺麗に見える。

これは比較的、

実際に人が髪を見たときの印象に近い艶だと思います。

もちろん光の条件によって見え方は変わりますが、

髪全体が自然に整っているかを見るには分かりやすいと思います。

【② コームを入れて「艶のライン」を作る撮影】

次によく見るのが、

コームや櫛を髪に入れて、

髪を少し曲げながら撮影する方法です。

これは僕自身も撮影でよく使います。

髪に緩やかな曲面を作ると、

その部分に光が集まりやすくなります。

 

 

すると、

一本の綺麗な「艶のライン」が写真に写ります。

SNSで、

髪の中間あたりに

「ピカッ」

と横一直線に光が入っている写真を見たことがあると思います。

あれも基本的には加工で描いているわけではなく、

実際の光の反射です。

ただし、

何もしていない状態よりも、

「艶が一番綺麗に見える角度」

を美容師側が作って撮影している場合があります。

これは商品の写真を撮るときに、

一番綺麗に見える角度から撮影するのと同じです。

【③ スポットライトで艶を強く見せる】

そして、

もう一つ大きいのが「照明」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美容室によって、

自然光がたくさん入るお店もあれば、

天井からスポットライトが当たるお店もあります。

例えば、

縮毛矯正の仕上がりが全く同じだったとしても、

自然光だけの場所で撮影するのと、

髪にスポットライトが綺麗に当たる場所で撮影するのでは、

写真の艶感はかなり変わります。

つまり、

「艶がある=加工」

ではありません。

光の使い方によって、

実際に存在している艶を

「より綺麗に見せる」

ことはできます。

これはカメラが好きな方なら、

すごく分かりやすい話だと思います。

【④ 最後にストレートアイロンをして撮影する】

そして、

縮毛矯正のBefore・Afterを見るときに、

もう一つ知っておいてほしいことがあります。

縮毛矯正が終わったあと、

撮影前にもう一度ストレートアイロンを通しているケースです。

 

 

ストレートアイロンを使えば、

髪の面をさらに整えたり、

表面の細かな乱れを抑えたりできるため、

そのまま乾かした状態よりも艶が強く見えることがあります。

もし、

「縮毛矯正だけでここまで綺麗になりました」

という意味で写真を見るのであれば、

最後にどこまでスタイリングしているかは、

一つの判断材料にはなると思います。

ただし、

ここも僕は、

「仕上げアイロンをしている=悪い」

とは思っていません。

大切なのは、

「なぜアイロンをしているのか?」

です。

【KOTKAでも、縮毛矯正後にアイロンをします】

実はKOTKAでも、

現在は縮毛矯正の最後にストレートアイロンを入れることがあります。

昔の僕は、

どちらかというと

「最後にアイロンをしない派」

でした。

なぜなら、

縮毛矯正が終わって乾かしただけの状態で、

どこまで綺麗になったのかを見せたかったからです。

SNSに載せる写真も、

「縮毛矯正そのものの仕上がりで勝負したい」

という考えがありました。

しかし、

考え方が変わるきっかけになった出来事があります。

【6〜7年担当しているお客様から言われた一言】

僕が長年担当しているお客様で、

約4ヶ月に一度、
縮毛矯正を任せていただいている方がいます。

その方には以前、

縮毛矯正後に仕上げのストレートアイロンをほとんど行っていませんでした。

ところがある日、

施術後にそのままお出かけするということで、

根元から毛先まで丁寧にアイロンを通して仕上げたことがありました。

そして翌月。

そのお客様から、

「あれをやったときと、やらなかったときで、矯正の持ちや家での再現性が違う気がする」

と言われました。

これはあくまで、

一人のお客様からいただいた実体験としての感想です。

ただ、

長期間同じお客様の髪を担当してきたからこそ、

僕にとっては施術工程を見直すきっかけになりました。

【KOTKAが考える「仕上げアイロン」の意味】

縮毛矯正では、

1剤による還元処理、

アイロンなどによる形状のコントロール、

そして2剤による酸化処理、

といった工程を行います。

その後の仕上げについては、

美容師によって考え方が分かれます。

KOTKAでは現在、

毛髪の状態を見ながら、

仕上げに適切な熱処理を行い、
毛髪内部の水分状態や表面の状態を整えて施術を終了する、

という考え方を取り入れています。

美容師の間では、

こうした考え方を「脱水縮合」という言葉を使って説明することもあります。

ただし、

「最後にアイロンをすれば必ず矯正が長持ちする」

「髪の水分を完全に抜けばクセが戻らなくなる」

という単純な話ではありません。

縮毛矯正の持続性には、

1剤の還元設計、

軟化・膨潤のコントロール、

アイロン操作、

酸化処理、

髪のダメージ履歴、

ホームケアなど、

さまざまな要素が関係します。

だからKOTKAでも、

単純に

「艶を出して写真を綺麗にするため」

だけにアイロンをしているわけではありません。

施術の最後まで含めて、

どうすればそのお客様の髪を扱いやすい状態にできるのか。

その一つの工程として考えています。

【大切なのは「艶があるか」だけではない】

ここまで読むと、

SNSの艶髪写真を見る目が少し変わるかもしれません。

僕が美容室選びで見てほしいのは、

「艶がすごい美容師」

だけではありません。

例えば、

Beforeではどんなクセだったのか。

Afterでは根元だけではなく毛先まで自然なのか。

毛先が硬くなっていないか。

不自然に真っ直ぐすぎないか。

毎回同じ照明・同じ角度だけではないか。

乾かしただけなのか。

スタイリングをしているのか。

そして何より、

その綺麗な状態がお客様の日常でも再現できるのか。

こうしたところまで見ていくと、

写真から分かることは意外とたくさんあります。

【「加工しているか?」よりも見てほしいこと】

今はスマートフォンでも、

明るさ、
コントラスト、
色味、

などを簡単に調整できます。

そのため、

写真や動画だけを見て、

どこまで加工されているのかを完全に判断することは難しいと思います。

だからこそ、

「この写真、加工してる?」

だけで美容室を判断するよりも、

その美容師さんが、

なぜこの施術をしているのか。

どんな髪に施術しているのか。

何を大切にしているのか。

そこまで見てみることをおすすめします。

【艶は「ゴール」ではなく、髪の状態を表す一つの要素】

KOTKAでも、

縮毛矯正後の綺麗な艶髪をSNSなどで発信しています。

もちろん、

せっかく撮影するなら、

髪が一番綺麗に見える光や角度で撮ります。

でも、

僕たちが本当に作りたいのは、

「写真を撮った瞬間だけ綺麗な髪」

ではありません。

次の日、

自分で乾かしたとき。

雨の日。

朝起きたとき。

1ヶ月後。

3ヶ月後。

そのときにも、

「縮毛矯正をして良かった」

と思っていただける髪を作ること。

そちらの方がずっと大切だと思っています。

SNSで見る艶は、

基本的には本物です。

ただし、

光によって強調された艶。

髪を曲げることで見せた艶。

照明によって綺麗に見せた艶。

アイロンでさらに面を整えた艶。

そして、

縮毛矯正そのものによって生まれた艶。

同じ「ツヤツヤ」に見えても、

そこにはいろいろな背景があります。

だから、

「艶がある=上手」

「艶が強い=髪が健康」

と単純に判断するのではなく、

その艶がどうやって作られているのか。

そして、

その美容師さんが髪の未来まで考えて施術しているのか。

美容室を選ぶときは、

ぜひそこまで見てみてください。

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