酸性ストレートと縮毛矯正の違いとは?「酸性=傷まない」ではありません
こんにちは。
千葉駅から徒歩8分、縮毛矯正・髪質改善を得意とする美容室KOTKA(コトカ)の荒谷です。
今回のテーマは、
「酸性ストレートと縮毛矯正って、何が違うの?」
というお話です。
最近、
「酸性ストレートの方が髪に優しいですか?」
「縮毛矯正は傷むけど、酸性ストレートなら傷まないですか?」
「酸性ストレートと髪質改善は同じですか?」
というご質問をいただくことがあります。
検索していても、
「酸性ストレート」
「縮毛矯正」
「髪質改善」
といろいろな言葉が出てくるので、何が違うのか分かりづらいですよね。
最初に結論からお伝えすると、
「酸性ストレートも、大きく分ければ縮毛矯正の一つ」
と僕は考えています。
縮毛矯正という大きな枠組みの中で、
・酸性領域で行う縮毛矯正
・中性付近で行う縮毛矯正
・アルカリ性領域で行う縮毛矯正
がある。
つまり、
「酸性ストレート VS 縮毛矯正」
という別々の技術として考えるより、
「その人の髪に対して、どの領域・どの薬剤設計で縮毛矯正をするのか?」
と考えた方が分かりやすいと思います。
【そもそも「酸性・中性・アルカリ性」って何?】
ここで出てくるのが「pH(ピーエイチ)」です。
pHは0〜14で表され、
7が中性。
7より低い領域が酸性。
7より高い領域がアルカリ性です。
髪は一般的に弱酸性の状態が安定しやすいとされています。
では、なぜ縮毛矯正ではアルカリ性の薬剤を使うことがあるのでしょうか?
ポイントになるのが、
「薬剤を髪の内部へ作用させるため」
です。
【アルカリ剤は何のために使うの?】
健康な髪の毛は、表面を覆っているキューティクルが比較的整っています。
特に、
カラーをしたことがない。
ブリーチもしていない。
縮毛矯正もしていない。
という健康な髪の場合、薬剤が作用しにくいことがあります。
そこでアルカリの作用によって毛髪のキューティクルを開き、薬剤が内部へ作用しやすい状態を作ります。
お客様向けにかなり簡単に表現するなら、
「髪の扉を必要な分だけ開けて、縮毛矯正の薬剤を働かせる」
ようなイメージです。

【アルカリは強ければ強いほど良いわけではない】
ここが非常に重要です。
薬剤を作用させたいからといって、
「とにかくアルカリを強くすればいい」
というわけではありません。
例えば、カラーをしていない健康毛。
キューティクルが比較的整っているため、ある程度アルカリの作用が必要になる場合があります。
一方で、
毎月カラーをしている髪。
エイジングによって細くなっている髪。
過去に縮毛矯正している髪。
ブリーチしている髪。
こういった髪は、健康毛と同じ状態ではありません。
すでにカラーやブリーチなどの影響を受けている髪でキューティクルが多少開いているため、健康毛と同じような強い薬剤設計をしてしまえば、必要以上の膨潤やダメージにつながる可能性があります。

だからKOTKAでは、
「健康毛だからアルカリ」
「ダメージ毛だから酸性」
と単純に決めるのではなく、
今の髪がどのくらい薬剤を受け入れられる状態なのかを見ながらpHを考えます。
【そこで「酸性ストレート」という選択肢が出てくる】
カラーやブリーチなどによってダメージしている髪の場合、強いアルカリ作用を必要としないケースがあります。
そこで酸性〜中性付近の領域を使った縮毛矯正が選択肢に入ってきます。
これが一般的に、
「酸性ストレート」
と呼ばれているものです。
KOTKAでも、髪の状態によって酸性領域で縮毛矯正をすることがあります。
例えば、
ブリーチ履歴がある髪。
毎月カラーを繰り返している髪。
エイジングによって体力が低下している髪。
過去の縮毛矯正によってダメージしている部分。
こういった髪に対して、必要以上にアルカリへ傾けずに薬剤を設計することがあります。
【では、酸性ストレートなら傷まないの?】
ここが今回、一番お伝えしたいところです。
答えは、
「酸性ストレートだから傷まない、というわけではありません」
です。
僕がお客様によくお伝えしているのは、
「酸性かアルカリ性かより、その髪に対して適正なpHなのかが大切」
ということです。
健康で薬剤が作用しにくい髪に、必要以上に作用の弱い設計をしても、クセを伸ばすために必要な反応が得られないことがあります。
反対に、すでにダメージしている髪へ必要以上に強いアルカリ作用を与えれば、髪への負担が大きくなる可能性があります。
つまり、
酸性=正解
アルカリ性=悪
ではありません。
大切なのは、
「今、目の前にある髪にとって何が適正なのか?」
です。
【酸性ストレートをしたのにクセが伸びなかった理由】
KOTKAに初めてご来店されるお客様から、
「以前、酸性ストレートをしたけどクセが伸びなかった」
「酸性ストレートをしたのに傷んでしまった」
というご相談をいただくことがあります。
もちろん実際の施術を見ていない以上、その原因を一つに断定することはできません。
ただ、縮毛矯正はpHだけで決まる技術ではありません。
KOTKAでは大きく、
「ダメージレベルに合わせてpHを考える」
そして、
「クセの強さに合わせて必要な還元を考える」
という2つを分けて考えています。
髪を守るために薬剤作用を抑えすぎて、クセを伸ばすために必要な還元まで不足してしまえば、クセが残る可能性があります。
逆にクセを伸ばすことだけを優先して、現在のダメージレベルに対して強すぎる薬剤設計をすれば、髪への負担が大きくなる可能性があります。
だからこそ、
「髪を守ること」
と
「クセをきちんと伸ばすこと」
この両方を成立させる薬剤設計が重要です。
【KOTKAはpHを細かく考える】
KOTKAでは、
「今日は酸性ストレートのメニューだから、この薬剤」
という決め方をしているわけではありません。
例えば同じ一人のお客様でも、
根元はカラーしていない健康な新生毛。
中間はカラーを繰り返している髪。
毛先は過去の縮毛矯正やブリーチ履歴がある髪。
ということがあります。
この3つを全部同じ髪として考えるのではなく、
「この部分にはどの程度のpHが必要なのか?」
「クセを伸ばすために、どの程度の還元が必要なのか?」
を考えて薬剤を選びます。
場合によっては酸性領域。
場合によっては中性付近。
場合によってはアルカリ性領域。
大切なのは薬剤の名前ではなく、
「その髪に必要な設計になっているか」
だと僕は考えています。
【「髪質改善」と酸性ストレートは同じ?】
ここも非常に分かりづらいところです。
現在「髪質改善」という言葉は、美容業界の中でも非常に幅広い意味で使われています。
トリートメントを髪質改善と呼ぶ美容室もあれば、
酸熱系の施術を髪質改善と呼ぶ美容室。
縮毛矯正を髪質改善ストレートと表現する美容室もあります。
そのため、
「髪質改善」というメニュー名だけでは、実際に何をする施術なのか判断できない場合があります。
いわゆる酸熱系の髪質改善では、グリオキシル酸やレブリン酸などの酸を利用した施術もあります。
一方で、クセそのものをしっかり伸ばす縮毛矯正では、還元剤などを使って毛髪内部へ作用させ、形を変えていきます。
そのため、
「髪質改善だから縮毛矯正ではない」
「酸性だから髪質改善」
とも単純には言えません。
メニュー名ではなく、
「その施術で髪に何をしているのか?」
を見ることが大切です。
【酸性ストレートという名前だけで美容室を選ばないでほしい】
もちろん「酸性ストレート」というメニュー名が悪いわけではありません。
KOTKAでも、お客様に分かりやすくするために「酸性ストレート」という言葉を使用することがあります。
ただ、
「酸性ストレートと書いてあるから髪に優しい」
という理由だけで選ぶのは、少し違うと思っています。
重要なのは、
現在の髪のダメージを診断できるのか。
カラーやブリーチの履歴を確認しているのか。
クセの強さを見ているのか。
必要なpHを考えているのか。
必要な還元を考えているのか。
そして根元・中間・毛先の状態が違えば、それぞれに合わせて薬剤設計を変えられるのか。
こうした部分です。
【千葉で酸性ストレート・縮毛矯正を探している方へ】
今回の内容をシンプルにまとめると、
「酸性ストレートも縮毛矯正の一つ」
というのが僕の考えです。
縮毛矯正という大きな技術の中に、
酸性領域。
中性付近。
アルカリ性領域。
さまざまな薬剤設計があります。
そして、
「酸性だから傷まない」
「アルカリだから傷む」
という単純なものではありません。
大切なのは、
「あなたの今の髪に、どのpH・どの還元設計が適正なのか」
です。
KOTKAでは、酸性ストレートというメニュー名を選んだからといって、全員に同じ酸性領域の薬剤を使用するわけではありません。
ご来店いただいてから、
カラー履歴。
ブリーチ履歴。
過去の縮毛矯正。
現在のダメージレベル。
クセの強さ。
髪の太さや状態。
などを確認し、その日の髪に合わせて薬剤設計を考えます。
千葉・千葉駅周辺で、
「酸性ストレートと縮毛矯正の違いが分からない」
「酸性ストレートをしたけどクセが伸びなかった」
「カラーやブリーチをしているけど縮毛矯正したい」
「自分には酸性とアルカリ性、どちらが合っているの?」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。
選ぶべきなのは、
「酸性ストレート」という名前ではなく、
「自分の髪に合った縮毛矯正」。
KOTKAでは、そのための髪の診断と薬剤設計を大切にしています。
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縮毛矯正・酸性ストレート・髪質改善・ブリーチ縮毛矯正
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